株式会社なかせ農園様
インタビューは 株式会社なかせ農園 代表取締役社長 中瀬靖幸様にご協力いただきました。
導入テーマ
LiLz Gaugeを利用したさつまいも貯蔵庫の温湿度管理のリモート化。
LiLz Gaugeを導入したきっかけを教えてください
中瀬様:
蔵の加湿状態をうまく保てなかった事がきっかけでLiLz Gaugeを導入しました。
サツマイモの甘みを引き出すために、出荷前の半年ほど貯蔵庫と呼ばれる蔵で寝かせる行程があります。サツマイモを保管するうえで大切なのが温度、湿度、二酸化炭素濃度です。これらの条件が揃わなければサツマイモの品質を保てません。
ある日、「蔵の中からすごく靄が出ている。」と、スタッフからの報告があり見に行くと、加湿器が作動し続けていました。原因を調査したところ、湿度管理をしている端末の場所が加湿されている場所から離れており、正確な湿度のデータを拾えていなかったことが判明しました。貯蔵庫全体の温度、湿度、二酸化炭素濃度を一元管理できるメーターを見つけなければいけないなと思っていた矢先、LiLz Gaugeを知りました。
LiLz Gaugeを取り付けているキュービクルの様子
LiLz Gaugeを導入した決め手を教えてください
中瀬様:
2つあります。1つはトータルコストです。LiLz Gaugeの場合、ハードウェアの価格もランニング費用もリーズナブルで、特に電源工事が不要でその日から使えるのは良かったです。
2つ目は取り付けの自由度です。今回取り付けたかった場所が屋外でかつ、ガラス越しでの計器撮影でしたが、安定した検出が可能でした。また、いろんなマウントで取付可能な所も魅力的でした。
LiLz Gauge導入後は事務所から確認可能に。
LiLz Gaugeを導入後の感想をお聞かせください
中瀬様:
何か機械を導入した際、ハードルになるのがソフトウエア上でのセッティングから運用までの行程が煩雑で、使い始めるまでがネックになることが過去の経験上多かったです。LiLz Gaugeは直感的に設定ができたのでUIがしっかりしているなという印象を持ちました。仮に別の場所の計器をモニタリングしたくなったとしても、自分でカメラを取り外して再度のセッティングも簡単に出来そうです。
現地設置の様子
最後に御社さつまいものPRをお願いします!
中瀬様:
弊社の商品は他のさつまいもと比べて糖度が高く、おいしさが長持ちするとお客様から評判です。
長年の経験や研究から農薬や化学肥料の使用を最小限に抑え、甘みを最大限に引き出す農法を確立してきました。温湿度、二酸化炭素濃度管理を徹底している所も他社と差別化出来ているポイントだと思います。これからも阿蘇山が望める自然豊かな農園でおいしいサツマイモを生産していきます。
広大なサツマイモ畑を案内して頂きました。自然豊かな場所でもLiLz Gaugeは設置可能です
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導入企業様:
会社名 株式会社なかせ農園
代表者 中瀬靖幸様
所在地 熊本県菊池郡大津町大字岩坂578
事業概要 さつまいも生産、販売
URL https://www.nakase-nouen.com/about/
インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
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