インタビューは 株式会社不二越 ロボット製造所生産技術部 白井様にご協力いただきました。
インタビュー参加者(写真左から)
株式会社不二越 部長 ロボット製造所生産技術部 白井様
株式会社不二越 主任 ロボット製造所生産技術部 鈴木様
導入テーマ 遠隔監視による日常点検の効率化。社内全体の保全活動を活発化へ
貴社の事業について教えてください。
当社は、世界のあらゆるものづくりに貢献する総合機械メーカーとして、特殊鋼や工業炉などのマテリアル事業、工具・工作機械などのマシニング事業、ベアリング・油圧機器などの機能部品事業、エンジニアリング事業、そして本事例のロボット事業など多彩な技術を展開しています。生産拠点は国内・海外にあり、ロボット部門は国内富山事業所内と中国工場の2拠点があります。連結売上高は2580億、特に中国での需要が大きく、また自動車関連製品が売上のおよそ半分を占めています。
ロボット事業部は、かつては主に自動車工場関連のスポット溶接ロボットなどを提供していましたが、ここ数年でMZシリーズという小型ロボットの製造を開始し、電機・電子産業へ進出しました。
貴社がお持ちの課題と、LiLz Gauge のご導入の背景について教えてください
製造現場ではさまざまな生産設備があるため、日常点検が欠かせない作業です。しかし、当社の規模だと点検の専任化がなされておらず、現場担当者が設備の点検を検認しており、どうしても抜けてしまう部分がありました。
具体的には、始業時に現場にあるクレーンや、コンプレッサー、トルクレンチなど点検する機器の種類が多く、時間がかかってしまっていました。また、紙の帳票を持って手書きで記載するので書き間違いや1回に10分かかる点検業務でも、1日に複数回、1年続けると膨大な作業工数になってしまいます。
そのような、抜け漏れをきちんと管理することを目的として遠隔管理のソリューションを探していたタイミングでLiLz Gaugeを知ったことがきっかけで導入に至りました。
塗装工程の排気ミストフィルタに使用
LiLz Gaugeのご導入の具体的な効果があれば教えてください。
現在は事務所から歩いて往復で10分程度かかる時間がかかる場所と、労災に発展しそうな点検箇所が高いところにLiLz Gaugeを設置し、ダクト内の高温防止、冷媒圧力計、電流値などを監視しています。
点検時に現地に行かなくてもリモートで監視でき設備の異常を早期に検出し、対応することが可能になりました。
LiLz Gauge導入後は事務所から確認可能に。
今後の展望についてお聞かせください
現在は一部の設備のみにLiLz Gaugeを導入していますが、まずはロボット部門の設備全体に導入し、しっかりと保全できる環境を整えていきたいと思います。
-----------------------------
導入企業様:株式会社不二越
株式会社不二越 部長 ロボット製造所生産技術部 白井様
株式会社不二越 主任 ロボット製造所生産技術部 鈴木様
事業概要 マシニング事業ロボット事業機能部品事業テリアル事業
インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
LiLz Gauge導入のコストシミュレーションお問い合わせはこちらから
電話やメールでのコミュニケーションも可能
※より精緻なご提案は30分程度のWEBでのご面談を推奨しております